「Adobe Firefly Video Model」を体験
以前にも少しブログで紹介しましたがPremiere Proの Beta版で「Adobe Firefly Video Model」がいじれるようになりましたので早速試してみました。動画を2秒ほど生成AIで拡張できるということなのでその体験をシェアしたいと思います。
今回作った動画は、すべて生成AIを利用して作成したものです。まずimageFXで静止画を作成しました。最初は飛行機と下の街並みだけでしたが、動画を作成する上でHDの大きさにしたかったのでimageFXの画像をフォトショの生成AIの機能で拡張し、ついでに鳥も生成しました。それが下記の画像になります。
次にその画像をHailuo AIで動画化し、さらにその結果をPremiere Pro Betaの生成AI機能で最後の2秒間を拡張したという、まさにAIをフル活用した作品なんです。
フレームを拡張した一瞬カクつきますが、かなり違和感なく動画を拡張していると思います。このレベルでBeta版ですので正式版はどのようなクオリティになるのか楽しみです。
今回の画像生成から動画アップまで30分強ぐらいです。AIが僕らのクリエイティブな活動を大きくサポートしてくれる可能性を改めて実感しました。
特に、画像生成AIや動画生成AIの発展は目覚ましく、来年はもっと手軽に、そしてもっとクオリティが高いものができるようになるのではないでしょうか。
とはいえ、AIはあくまでもツールです。最終的な作品のブラッシュアップや細かい調整は、僕たち人間の創造性が必要です。AIで問題ない所はその力を借りながら、人間にしかできない部分に注力することで、より素晴らしいクリエイティブな作品が生み出せるのではないでしょうか。AIと人間の長所を組み合わせることで、新たな可能性が広がっていくことを楽しみにしています。
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