【速報】ついに出た!ChatGPT新モデル「o3」「o4‑mini」「o4‑mini high」

今朝ChatGPTを開けたらいきなり出てきました。新たな推論モデル o3・o4‑mini・o4‑mini high !これにより従来の o1 Proモード や o3 mini系 は事実上の世代交代を迎えました。ざっくりとまとめてみました。
高度な推論能力とエージェントのような機能の向上
今回の新しいモデルは、これまでの「推論モデル」と同様に、応答を生成する前にバックグラウンドで思考する能力を持っています。これらのo3, o4-mini, o4-mini-highは、o1, o3-mini, o3-mini-highを置き換えるものとされています。またこれらのモデルは、OpenAIがこれまでにリリースした中で最も賢くトップレベルの科学者も絶賛しているようです。
以前の推論モデルでは行われていなかったWeb検索の自律的に実行のようなツールを今回は使用するように訓練されており、難しい問題を解決するために思考の連鎖の中でこれらの複数ツールを実際に使用するようです。これはユーザーに代わって自動的にWeb検索を実行しデータをまとめ、画像を生成するといった一連の処理を統合的に実行可能でることになります。OpenAIは公言してないですが、もはやこれはAIエージェントと言ってよいかもしれませんね。
またo4 mini highは特に視覚的推論に優れており、画像をアップロードして分析する能力が高いようです。例えば、デモンストレーションでアップロードされた画像から最大の船の名前とその次の寄港地をWeb検索を含むツールを駆使して特定することが行われています。
以前のモデルでは制限されていた、Chat GPT内のすべてのツール(検索、画像生成、ファイルアップロードなど)をo3およびo4 miniが利用できるようになっているようで、例えば質問に対する答えをよりパーソナライズするために、過去の会話の記憶と検索、そして推論を組み合わせた応答が可能になるそうです。
さらに、o3では10万トークンの出力をサポートしており、これにより、Claudeのような長文のコンテンツを扱う活用も期待できます!
推論プロセスの透明性の向上
特にo3では、推論の過程がより明確に示されるようになり、モデルがどのように答えにたどり着いたのかを理解しやすくなってます。
これにより、期待した結果が得られなかった場合に、その原因を分析し、改善に繋げることが容易になります。これは結構便利ですね!例えば、画像認識の精度が低い場合に画像をどのように分析し、どのような過程で画像を認識をしているのかを推論の過程から把握することができます。
これは、AIエージェントのように処理が複雑化し、時間もかかるようになる場合に、どこで問題が発生したのかを検証する上で非常に役に立ちます。アルトマンはDeepSeekからの影響を受け、このような詳細な推論過程の表示の利便性を認識したようです。
Gemini2.5も物凄く進化をしていたのでo1Proの高い課金もやめようかと思っていましたが、今回のo3とo4 mini highや数週間以内に完全なツールサポート付きでo3Proもリリース予定と聞くとしばらくは高額課金が続きそうです・・・
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