2025年トランプ新大統領就任演説

アメリカのトランプ新大統領が就任演説を行いました。この演説、インパクトがありましたね。特に「アメリカの黄金時代を取り戻す」と力強く宣言し、国内外で大きな注目を集めてます。幸か不幸かアメリカの影響を強く受ける日本・・・その影響が気になるので少し調べてみました。
「アメリカ第一主義」の復活で貿易ルールがどう変わる?
トランプ新大統領のスピーチでハッキリ言っていたのが、「アメリカは自国民の利益を最優先にする」というメッセージです。つまり、アメリカがこれまで以上に保護主義的な姿勢を取る可能性が高い、ってことですよね。
特に注目なのが、「外国からの輸入品に対して関税をどんどんかける」と明言していたところ(まあ、ビジネスマンの大統領なので最初に強気の要求を出しているということも考えられますが)。日本の企業がアメリカ市場に製品を輸出する場合、コストが上がるリスクがありそうです。例えば、自動車や電子機器などの製造業にとって、これは痛手になりかねません。
また、新しい「外国歳入庁」を設立して、関税収入を強化するという話もありました。今後アメリカとの貿易交渉がますます厳しくなりそうです(石破さん大丈夫かな??)。日本の経営者としては、「現地生産を増やすべきか?」とか「コストをどう吸収するか?」って戦略を早めに練る必要がありそうですね。
エネルギー政策の変化、日本企業にとってチャンス?それともリスク?
今回の演説では、「石油や天然ガスをバンバン掘る!」といった発言が目立ちました。新大統領は「グリーン・ニューディール」を終わらせるとも言っています。これって、再生可能エネルギーへの転換を推進してきたバイデン前政権の路線を180度ひっくり返すってことです。
日本にとっては、エネルギーコストが下がる可能性があります。アメリカがエネルギーを大量に生産して輸出を増やすことで、世界的に価格が安定するかもしれません。エネルギーを大量に使う製造業にとっては朗報ですよね。
移民政策の厳格化で労働市場への影響も?
トランプ新大統領は移民対策を強化する方針も打ち出しました。不法移民を追放し、厳しい国境管理を行うとのことですが、これが労働市場にどう影響するかも注目です。
日本企業でアメリカに進出しているところは、不法移民の減少で特定の業界においては労働力不足を引き起こし、賃金の上昇を促す可能性があります。結果として運営コストが増加することが予想されます。これにより、価格競争力が低下するリスクがありますね。
まとめ
トランプ新大統領は就任前からかなり過激な発言があり、就任演説の内容も今まで主張してきたことですが、前回のトランプ政権の時にも大統領選挙中に掲げた基本方針である「America First」と「Make America Great Again」を維持して、具体的な施策も一貫性がありました。最後の2期目のこの4年間は自分のやりたいことを徹底的に実行してくると思います。トランプ新大統領の側近らは新政権の人事について何よりも忠誠を求めていることを明らかにしています。前回のように意見を言う人は少ないと思います。トランプさんを再び大統領に選んだアメリカがどう変わっていきくのか目が離せません。また、イーロン・マスクの動きも気になりますねえ・・・
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