AI技術の進歩は凄まじ・・・
最近の生成AIの進歩が速くて知識のアップデートが大変です・・・
今回は、画像の人物やキャラクターの表情を自由に動かすことができるLivePortraitというAIの紹介です。2Dイラストに立体的なアニメーションを加えるLive2Dのようなアプリはありますが、3Dでここまでできるのは驚異的です。試しに生成AIでかなりイケオジにアップグレードした僕の写真を動かしてみました・・・誰(笑)?
そして、この画像をLivePortraitの動画サンプルの動きを移植したものが下の動画になります。
これ凄くないですか?今の時点でも、かなりの精度だと思います。リアルタイム処理ができるのでビデオ会議での代替アバターなどの使い方もできます。
前に紹介したRunway社の「Gen-3 Alpha」も、数秒間の映像を驚くほど高品質で生成できるようになっており、動画生成AIは映画制作やマーケティングビデオの制作に革命をもたらしています。この技術で、実際にCMなども作成されておりプロフェッショナルな仕上がりになっています。
数年すればマルチモーダルAIにより、テキスト、画像、音声など複数の形式の情報を統合して処理できるようになってきますので、シナリオ作成から映像編集、音声合成まで一貫してAIが関与することが可能になります。製作者はテキストで指示を出すだけで、AIが自動的に適切なAI俳優、映像を生成し、音声や効果音を付加してあっという間に映像を作ってくれるようになりそうです。
画像や動画だけではなくAIの進歩により日常生活や業務などがどんどん便利になっていく時代です。中小企業は今後AIを活用することで、マーケティング、広告、トレーニング、業務など様々な分野での効率化とコスト削減が期待できますので、自社で何が最適なAIかを見極めることが重要になりますね。
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